知財ってなんだよ、と思っていた「元ど素人」の私が伝えたい最初の話

今でこそ、特許事務所で働いていますが、元々は、病院でリハビリの仕事をしていました。
そのため、入職時は「知的財産って何?」「弁理士って誰?」というレベルの知識で…。
・ 商標?
・ 特許?
・ え、年金って「払う」方なの?
・ 更新は10年ごと?年金は毎年?
頭の中は「???」だらけ。まさに、知財の世界に迷い込んだひよこでした。
この記事を読んでくださっている方の中には、あの頃の私と同じように
・ 知財って難しそう
・ どこから理解すればいいのかわからない
そう感じている方がいると思います。
だからこそ今日は、「元ど素人」だった私が、あの頃の自分がつまづいたところから少しだけお話していこうと思います。
知財(知的財産)って何を守るもの?
まずはここからいきましょう。
知財とは 「目に見えない価値」を守るための仕組み です。
名前、技術、デザイン、アイデア…。形はなくても、どれも大切な「財産」ですよね。
その価値を守るために用意されているのが、次の4つの権利です。
■ 商標(しょうひょう)
店名、商品名、サービス名、ロゴなど「名前」を守る制度。
もし、自分のお店の名前や商品名を、他人に勝手に使われたら紛らわしいし困りますよね。
商標は、そんな名前をきちんと自分のものとして守るための権利です。
■ 特許(とっきょ)
仕組み・構造・方法など、技術の新しさを国が認めてくれる制度。
権利が有効な間は他社が勝手に真似できない、とても強い権利です。
研究開発型の企業には欠かせない武器になります。
■ 実用新案(じつようしんあん)
特許より審査が速いため、スピード優先で「まず押さえたい」 ときなどに使われます。
この権利は戦略とセットで考える必要があります。
■ 意匠(いしょう)
製品の形やデザイン、アプリの画面など「見た目の工夫」を守る制度です。
モノやサービスの印象そのものを、権利として守ることができます。

知財は「取ったら終わりじゃない」
4つの権利のことは、なんとなくイメージできましたか?
でも実は、知財は登録されたらもう安心、ではありません。権利を取った後にもやることがあるんです。
商標は、10年ごとに「更新」。
特許や意匠は、毎年「年金」を払う。
これを忘れてしまうと、せっかく取った権利でも、知らないうちに消えてしまうことがあります。
知財って、取るところから、守り続けるところまでがセットなんですよね。
このあたりは、日々の仕事の中で「地味だけど、めちゃくちゃ大事だな」と感じている部分です。
詳しくは、また別のnoteで書こうと思います。
知財は「難しい法律」じゃなく、ビジネスの伴走者
知財の世界は、専門用語が多くて、最初はどうしても「難しそう」に見えます。
でも、仕事をしていくうちに、知財=事業を強くする武器 なんだな、と思うようになりました。
・ 名前を守る
・ 技術を守る
・ デザインを守る
・ アイデアを守る
どれも、「その人や会社らしさ」を守るためのものです。
法律の話というより、ビジネスや想いをそっと支えてくれる、そんな裏方の存在だと感じています。
知財ど素人だった事務だからこそ
私は、弁理士ではありません。知財の知識ゼロの状態で、この業界に入りました。
だからこそ、
・ どこでつまづくのか
・ 何がわからなくて不安なのか
・ 最初に知っておくと楽なこと
こういうポイントは、今でもよく覚えています。
専門家ではないけれど、現場で知財に触れてきた事務の目線だからこそ伝えられることもあると思っています。
この記事が、「知財って、思ってたより身近かも」そう感じてもらえるきっかけになればうれしいです。

特許庁の基礎解説ページもおすすめです。
最初に読むならこのあたり。
・スッキリわかる知的財産権
・中小企業の皆様へ 知的財産権を事業に活かそう
知的財産は、事業を始めるタイミングや成長の過程で、「いつ・何を・どう守るか」を考えることが重要になります。
当事務所では、群馬県を拠点に、特許・商標・意匠に関するご相談をお受けし、
事業の状況やフェーズに合わせた、無理のない知的財産の考え方や進め方をご案内しています。
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