ハチワレの「チャリメラ」、商標登録されてる? 事務職員が趣味で調べてみた

みなさんどうもこんにちは。ハチワレオタです。
…改めまして、羽鳥国際特許商標事務所で事務をしている折戸です。
皆さん、「ちいかわ」という作品はご存じでしょうか? その中の1人(?)のキャラクターがハチワレです。
何でしょう、あのポジティブさとか、危機意識がちょっと足りてない感じとか、庇護欲をかき立てられるんですかね。とにかく大好きです、ハチワレ。
ハチワレの「チャリメラ」
さて、そのハチワレが「チャルメラ」を言い間違えて「チャリメラ」と呼んでいることはご存じですか?
2020年6月9日にX(当時のTwitter)に投稿された漫画で登場し、その後アニメ化され、2022年4月29日放送の第5話でも描かれています。間違えていることに気づいたときの表情が、もうすこぶるかわいい。
実は、そんな「チャリメラ」が、いつの間にか本当に売られていたんです。明星食品の「チャルメラ」とのコラボで、2023年1月末から数量限定で発売され、パッケージにもちゃんと「チャリメラ」と書いてある。
いや、かわいい。それって最高じゃん。
……これ、商標登録されてたりする?
ここで、こんなオタクな私でも腐っても特許事務所の職員ですので、「チャリメラ」という名前が気になってきます。
商標を調べるときに使うのが、特許情報プラットフォーム「J-PlatPat」。普段は仕事で使うものですが、今日は完全に趣味です。
早速「チャリメラ」で検索してみると……。
「J-PlatPat」より引用
ありました。ちゃんと商標登録されていました。権利者は明星食品株式会社、区分は第30類(即席麺など)、出願日は2022年9月12日です。
アニメで「チャリメラ」が放送されたのが2022年4月29日なので、放送から約4か月半で出願されたことになります。ちなみに、実際に「チャリメラ」が発売されたのは2023年1月末。つまり、発売の約4か月前には商標が出願されていたんですね。
商標は、実際に使用しているものだけでなく、これから使用する予定のものについても出願できます。商品化に先立って商標を出願しているあたり、さすが明星食品さんです。
それにしても、ハチワレの単なる言い間違いが、まさか本当に商品化されて商標登録までされるなんて。
ハチワレ……影響力がすごいぜ……。
言い間違えた本人はたぶん何も知らないんだろうなと思うと、それもまたかわいいです。
ほかの言い間違いも気になってきた
「チャリメラ」がこうなら、ハチワレのほかの言い間違いはどうなっているのか。気になってしまったので、こちらも調べてみました。
ご存知でしょうか「なんとかバニア」。もう、なんとかバニアって何。かわいい。
こちら、ちいかわパークで本当に商品化されているんですが、商品名は「なんとかバニア」ではなく「なんか似てるの」。いや、なんか似てるのって。確かにそうなんだけど。
ちなみに「なんとかバニア」も商標を調べてみましたが、登録は確認できませんでした。
ハチワレの言い間違いを追いかけていたはずなのに、気づけば商標登録まで調べている私。何をやっているんでしょうね。まあ、かわいいので仕方ないです。
結局、何が言いたかったのかというと
今回、ハチワレの言い間違いをきっかけに商標を調べてみました。普段何気なく見ている商品名も、調べてみると意外な発見があるものです。
……なんて、ちょっと特許事務所の職員らしいことを言ってみましたが、結局のところ、私が言いたいことは一つです。
ハチワレって、本当にかわいいですよね。
あの素直さも、ポジティブさも、ちょっと危なっかしいところも、全部大好きです。これからもハチワレを愛でながら、たまにはこんなふうに知財のことも調べていこうと思います。
アニメやSNSで生まれた言葉が、気づけば商品名になり、商標として登録される。今回の「チャリメラ」は、そんな時代らしい一例でした。
一方で、ハチワレの言い間違いとはいえ、同じ名前を別の会社がすでに登録していたケースもありました。「この名前、使って大丈夫かな?」と思ったときは、使い始める前に調査しておくことが、あとからのトラブルを防ぐ一番の近道です。
群馬県前橋市の羽鳥国際特許商標事務所では、商標の調査から出願、登録後の管理まで、一貫してサポートしています。新しい商品名やブランド名をお考えの際は、ぜひご相談ください。
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